八幡市議会 > 2002-12-04 >
平成14年第 4回定例会-12月04日-目次
平成14年第 4回定例会−12月04日-01号

  • "支出内容"(/)
ツイート シェア
  1. 八幡市議会 2002-12-04
    平成14年第 4回定例会−12月04日-01号


    取得元: 八幡市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-04
    平成14年第 4回定例会−12月04日-01号平成14年第 4回定例会                                    平成14年12月4日                                    午前10時   開 会 1.出席議員      1 番  吉 内 正 盛 議員             2 番  細 見   勲 議員             3 番  長 村 善 平 議員             4 番  北 川 昭 典 議員             5 番  増 尾 辰 一 議員             6 番  山 村 敏 雄 議員             7 番  小 北 幸 博 議員             8 番  鷹 野   宏 議員             9 番  日名子 大 介 議員            10番  巌     博 議員            11番  松 本 昭 昌 議員            12番  森 川 信 隆 議員            13番  橋 本 宗 之 議員            14番  田 村 卓 也 議員            15番  上 谷 耕 造 議員            16番  松 島 規久男 議員            17番  山 本 邦 夫 議員
               18番  三 村 忠 宏 議員            21番  森 岡 辰 郎 議員            22番  赤 川 行 男 議員            23番  辻   利 治 議員            24番  森 下 由 美 議員 2.欠席議員     な  し 3.説明のため議場に出席した者の職・氏名            牟 礼 勝 弥 市長            松 本 伍 男 助役            竹 延 信 三 助役            田 中 貞 雄 収入役            小 堀 重 男 水道事業管理者            福 田   勇 理事            吉 田 高 芳 理事            井 上 征 治 総務部長            宮 崎   進 環境経済部長            豊 田   茂 保健福祉部長            佐 野 竹 生 都市整備部長            横須賀 昭 男 都市整備部参与            田 中 英 夫 消防長            森 井 光 男 上下水道部長            松 永 高 行 財政課長            古 市 久 子 教育委員会委員長            今 井 興 治 教育長            鴨 田   隆 教育部長            山 本 哲 雄 教育部次長            島 田 昌 彦 選挙管理委員会委員長            北 村 治千代 代表監査委員 4.職務のため議場に出席した事務局職員の職・氏名            井 上 賢 一 議会事務局長            安 田 巧 一 議会事務局次長            山 本 幸 夫 議会事務局次長補佐            佐 野 正 樹 議会事務局主査 5.議事日程   日程第 1    会議録署名議員の指名について   日程第 2    会期の決定について   日程第 3    諸報告   日程第 4    平成13年度八幡市一般会計歳入歳出決算の認定について           (議案第59号 平成13年度決算特別委員長報告)   日程第 5    平成13年度八幡市福祉住宅整備資金貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について           (議案第60号 平成13年度決算特別委員長報告)   日程第 6    平成13年度八幡市奨学金貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について           (議案第61号 平成13年度決算特別委員長報告)   日程第 7    平成13年度八幡市休日応急診療所特別会計歳入歳出決算の認定について           (議案第62号 平成13年度決算特別委員長報告)   日程第 8    平成13年度八幡市駐車場特別会計歳入歳出決算の認定について           (議案第63号 平成13年度決算特別委員長報告)   日程第 9    平成13年度八幡市老人医療特別会計歳入歳出決算の認定について           (議案第64号 平成13年度決算特別委員長報告)   日程第10    平成13年度八幡市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について           (議案第65号 平成13年度決算特別委員長報告)   日程第11    平成13年度八幡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について           (議案第66号 平成13年度決算特別委員長報告)   日程第12    平成13年度八幡市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について           (議案第67号 平成13年度決算特別委員長報告)   日程第13    平成13年度八幡市水道事業会計決算の認定について           (議案第68号 平成13年度決算特別委員長報告)   日程第14    専決処分事件の報告について(和解及び損害賠償の額の決定)            (報告第16号 市長提出)   日程第15   専決処分事件の報告について(和解及び損害賠償の額の決定)            (報告第17号 市長提出)   日程第16   専決処分事件の報告について(和解及び損害賠償の額の決定)            (報告第18号 市長提出)   日程第17   八幡市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案            (議案第73号 市長提出)   日程第18   八幡市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案            (議案第74号 市長提出)   日程第19   八幡市教育委員会教育長の給与並びに勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例案            (議案第75号 市長提出)   日程第20   八幡市職員の給与に関する条例及び八幡市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例案           (議案第76号 市長提出)   日程第21   八幡市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例案           (議案第77号 市長提出)   日程第22   八幡市長等の給与の額の特例等に関する条例の一部を改正する条例案           (議案第78号 市長提出)   日程第23   八幡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案           (議案第79号 市長提出)   日程第24   八幡市税条例の一部を改正する条例案           (議案第80号 市長提出)   日程第25   八幡市国民健康保険税条例の一部を改正する条例案           (議案第81号 市長提出)   日程第26   八幡市奨学金貸付条例の一部を改正する条例案           (議案第82号 市長提出)   日程第27   八幡市営駐車場条例の一部を改正する条例案           (議案第83号 市長提出)   日程第28   平成14年度八幡市一般会計補正予算(第4号)案           (議案第84号 市長提出)   日程第29   平成14年度八幡市奨学金貸付事業特別会計補正予算(第1号)案           (議案第85号 市長提出)   日程第30   平成14年度八幡市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)案           (議案第86号 市長提出)   日程第31   八幡市道路線の変更について           (議案第87号 市長提出) 6.会議に付した事件   日程第1〜日程第31                  午前10時00分 開会 ○辻利治 議長  おはようございます。  ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しております。  よって、平成14年八幡市議会第4回定例会は成立いたしました。  これより開会いたします。
     直ちに本日の会議を開きます。  日程に入るに先立ち、市長より発言を求められておりますので、これを許します。牟礼市長。          (牟礼勝弥市長 登壇) ◎牟礼勝弥 市長  おはようございます。  本日は、平成14年八幡市議会第4回定例会を招集させていただきましたところ、議員各位におかれましては、公私まことにご多用の中、ご参集を賜りまして、厚く御礼を申し上げます。  本定例会におきましては、年度結びの第4四半期に備えまして、一般会計及び特別会計補正予算案3件、国家公務員の給与改定に準じましての市職員の給与改定に関する条例の一部改正案を含め、条例の改正案が11件、道路線の変更1件、合わせて15議案と専決処分事件の報告3件を本日提案させていただきます。  なお、今会期中に人事案件2件、市職員等の給与改定にかかわる一般会計、各特別会計及び水道事業会計補正予算案を追加提案させていただく予定をいたしております。  以上のとおりでございます。どうぞよろしくお願い申し上げまして、開会に当たり、ごあいさつとさせていただきます。 ○辻利治 議長  これより日程に入ります。 △日程第1 ○辻利治 議長  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、9番日名子大介議員、14番田村卓也議員を指名いたします。よろしくお願いいたします。 △日程第2 ○辻利治 議長  日程第2、会期の決定についてを議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期は、12月4日から12月20日までの17日間といたしたいと思います。これに異議ありませんか。          (「異議なし」と言う者あり) ○辻利治 議長  異議なしと認めます。よって会期は12月4日から12月20日までの17日間と決しました。 △日程第3 ○辻利治 議長  日程第3、諸報告を行います。  本定例会に説明員として出席の通知がありました者の職・氏名につきましては、お手元に配付いたしております通知書の写しのとおりであります。ご了承願います。  次に、本日までに受理いたしました、請願第7号、八幡市における乳幼児医療助成制度の拡充を求める請願、請願第8号、小・中学校の教育条件をよくするための請願、請願第9号、乳幼児医療費制度を八幡市で就学前まで無料にすることを求める請願、以上の請願は、いずれも所管の文教厚生常任委員会に付託いたします。ご了承願います。  次に、意見書の処理報告をいたします。  平成14年第3回定例会において議決されました「就学前児の医療費無料化の実現を求める意見書」、「乳幼児医療費助成制度の拡充を求める意見書」、「第二名神高速道路建設に関する意見書」、「地方税源と地方交付税の充実確保に関する意見書」は、いずれも平成14年9月30日付で、関係機関に送付いたしました。ご了承願います。  次に、監査委員から平成14年9月分の例月出納検査の結果報告がありましたので、ご報告いたします。なお、検査資料につきましては、議会事務局に保管いたしておりますので、随時ごらん願います。  次に、本定例会に市長から提出されております案件は、八幡市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案外17件であります。 △日程第4〜日程第13 ○辻利治 議長  日程第4、議案第59号、平成13年度八幡市一般会計歳入歳出決算の認定についてから日程第13、議案第68号、平成13年度八幡市水道事業会計決算の認定についてまでを一括議題といたします。  平成13年度決算特別委員長の報告を求めます。上谷耕造委員長。          (上谷耕造決算特別委員長 登壇) ◎上谷耕造 決算特別委員長  おはようございます。  ただいま一括議題となりました日程第4、議案第59号、平成13年度八幡市一般会計歳入歳出決算の認定についてから日程第13、議案第68号、平成13年度八幡市水道事業会計決算の認定についてまでの10議案につきまして、平成13年度決算特別委員会における審査の結果をご報告申し上げます。  当委員会は、去る9月27日開催の平成14年第3回定例会において付託を受けました、平成13年度八幡市一般会計歳入歳出決算の認定について外8つの特別会計歳入歳出決算、並びに水道事業会計決算の認定についての10議案につきまして、9月27日開催の当委員会におきまして、日程調整及び審査の方法、審査に必要な資料の請求について協議を行い、11月6日を初日に、8日、13日、14日、18日、19日、20日の7日間にわたり審査を行うことに決しました。  なお、資料請求については、101件の請求があり、11月6日に配付されました。  それでは、審査の内容につきまして、順次ご報告申し上げます。  なお、審査に当たりましては、牟礼市長を初めとする理事者の出席を求め、終始活発な質疑や意見が交わされましたが、時間の都合もありますので、簡略にご報告申し上げますことをお許し願いたいと存じます。  まず、1日目の11月6日は、午前10時より現地視察を行いました。  視察の対象事業につきましては、1つ、流れ橋周辺交流施設拠点施設整備事業(やわた流れ橋交流プラザ・四季彩館)、2つ目には、八幡東公園整備事業八幡市民スポーツ公園)、3番目には美濃山コミュニティセンター整備事業、4つ目には、松花堂周辺交流拠点整備事業、以上の4事業について、それぞれの現地において理事者より説明を受け、帰庁後、午前11時57分に散会いたしました。  2日目の11月8日は、議会事務局監査委員公平委員会事務局選挙管理委員会事務局、会計課、政策推進部、総務部、各所管の一般会計並びに特別会計について、審査を行いました。  まず、議会事務局につきましては、委員より、議会活性化のあり方と委員会テープ反訳料の内容について、議会費不用額の内容について等3件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。  続きまして、監査委員公平委員会事務局につきましては、委員より、交際費の支出のあり方についての質疑があり、理事者より答弁がなされました。  続きまして、選挙管理委員会事務局につきましては、委員より、投票所バリアフリーの対応について、開票事務に対する臨時職員の雇用について、交際費の支出のあり方について、選挙啓発活動の内容と成果について等7件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。  続きまして、会計課につきましては、委員より、備品購入費支出内容について、動産損害保険料支出内容についての質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。  次に、政策推進部所管一般会計につきましては、委員より、文化センターと松花堂の使用料収入の現状と改善方法について、職員研修の内容と職員の意識改革について、各種審議会における市民公募枠拡大の考え方について、市職員の説明責任と発想転換について、市民講座の積極的な開催のあり方と評価について等56件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。  次に、総務部所管一般会計につきましては、委員より、ハイブリッドバスの購入と市民ニーズへの対応について、公債費の支出内容について、住基ネットへの接続と個人情報保護条例との整合性について、公用車の更新計画と低公害対策車の配車状況について、市ホームページの内容充実について、ハイブリッドバス購入経過環境自治体宣言のあり方について等30件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。  なお、総務部の審査の途中で、時間延長を行いました。  最後に、八幡市国民健康保険特別会計(事業勘定)につきましては、委員より、市民負担の軽減と国民健康保険財政調整基金のあり方についての質疑があり、理事者より答弁がなされた後、午後6時5分に散会いたしました。  3日目の11月13日は、保健福祉部所管一般会計並びに特別会計について、審査を行いました。  まず、保健福祉部所管一般会計につきましては、委員より、八寿園バスの運行状況と施設の見直しについて、保健師充足と整備基準について、就職相談事業の内容と今後の運営及び市民周知について、東部地区市民福祉交流センター進捗状況と建設課題について、介護保険料助成利用実績と市民への周知について、南ヶ丘・みやこ両共同浴場の報酬支出基準について等55件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。  次に、八幡市休日応急診療所特別会計につきましては、委員より、休日応急診療所の受診者数と収支状況についての質疑があり、理事者より答弁がなされました。  続きまして、八幡市老人医療特別会計につきましては、質疑はありませんでした。  続きまして、八幡市国民健康保険特別会計診療所勘定)につきまして、委員より、国民健康保険診療所の廃止を打ち出された根拠について、国民健康保険診療所利用者地域別把握についての質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。  最後に、八幡市介護保険特別会計につきまして、委員より、介護保険料における第2段階軽減措置の考え方について、高額介護支援サービス利用実績と利用者への利便性確保について等4件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされた後、午後4時20分に散会いたしました。  4日目の11月14日は、消防本部及び環境経済部、各所管の一般会計並びに特別会計について審査を行いました。  まず、消防本部所管一般会計につきましては、委員より、救急救命士の業務内容と救急搬送先との連携について、常備消防及び救急活動の体制と備蓄物資について、高速道路の供用開始に伴う消防並びに救急体制のあり方と職員の配置計画について、救急活動における転送件数及び取り組み状況問題点把握について、市内の救急指定病院等と救急車の受け入れについて等24件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。  次に、環境経済部所管一般会計につきましては、委員より、エコオフィス計画進捗状況について、じんかい収集車の購入経費の内訳について、東高野街道観光用道路標識の整備状況について、流れ橋交流プラザの利用状況と評価及び今後の利用見通しについて、景観形成作物の考え方と作付け助成について等65件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。  続きまして、八幡市駐車場特別会計につきましては、質疑がなく、午後5時39分に散会いたしました。  なお、環境経済部の審査途中で時間延長を行いました。  5日目の11月18日は、都市整備部所管一般会計並びに特別会計及び、上下水道部所管下水道事業特別会計並びに水道事業会計について審査を行いました。  まず、都市整備部所管一般会計につきましては、委員より、園内野上線全体の具体的計画と今後の見通しについて、橋本南山線進捗状況交通安全対策について、車両放置に伴う市道の管理徹底と事業者への指導について、開発事業の地元説明会のあり方と市の指導について、八幡東公園全体整備計画の基本コンセプト見直しについて等67件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。  次に、八幡市福祉住宅整備資金貸付事業特別会計につきましては、質疑はありませんでした。  続きまして、八幡市下水道事業特別会計につきまして、委員より、水洗化の進捗状況について、下水道事業における企業会計導入の検討について等6件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。  最後に、八幡市水道事業会計につきましては、委員より、水道基本料金減免世帯の基準について、科手浄水場跡地利用計画について等10件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされた後、午後4時3分に散会いたしました。  6日目の11月19日は、教育委員会所管一般会計並びに特別会計について審査を行いました。  まず、教育委員会所管一般会計につきましては、委員より、児童の基礎体力低下と校庭の芝生化の検討について、小・中学生の登下校時における防犯及び痴漢対策について、市防災計画で指定されている避難所の安全確保と男山公民館の耐震診断について、学校管理費流用の内容と当初予算額との関連について、給茶器の点検と日常的な洗浄及び消毒の必要性について、教育委員会の窓口業務のあり方について等67件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。  次に、八幡市奨学金貸付事業特別会計につきましては、委員より、執行率45.6%の分析について等2件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされた後、午後4時に散会いたしました。  7日目の11月20日は、歳入についての審査と総括質疑の後、各会計ごとに討論、採決を行いました。  まず、歳入につきましては、委員より、保育料滞納者階層別状況と未収金の取り組み状況について、市税不能欠損額の状況と取り組み状況について、市税滞納状況並びに大口滞納者数とその金額、及び今後の取り組み計画収納見通しについて、競売不能物件に対する取り組みについて等5件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。  続きまして、総括質疑におきましては、委員より、医療費貸付制度利用実績と制度改正の認識及び検討について、農業用用水路の維持管理と耕地整理のあり方について、教職員の政治的中立について、補助金見直しの基本的な考え方と弱者対策について、適切な予算執行と予算流用のあり方について、市の外郭団体への人件費補助基準について等37件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。  次に、各会計ごとの討論及び採決の結果をご報告申し上げます。  議案第59号、平成13年度八幡市一般会計歳入歳出決算の認定については、反対の討論はなく、公明党議員団として賛成の立場から、松本委員より、「平成13年度はだれもが輝かしい未来を夢見、希望あふれる21世紀の幕あけを信じ、スタートした。しかし、世界では、アフガニスタンの攻撃や米国のテロ事件などを初め、地域間の紛争や飢餓など、世界のすべての人が求める平和な社会、安定した社会が大きく揺らいだ年であった。国内でも、企業の倒産やリストラによる失業など、経済は停滞を続け、企業の業績は軒並みに落ち、一向に景気回復の兆しさえ見えてこない。  一方、地方自治体を取り巻く状況も、国と同じように、不況による急激な税収の落ち込み、地方交付税制度の改革などにより、大変厳しい年であったと思う。  本市においては、4年連続して、主要財源である税収が前年度を下回り、なおかつ、人口減少に伴う地方交付税の減額もあり、財政は非常事態であった。  しかし、理事者を初め、職員さんの努力と市民の皆さんの協力により、財政構造面の指標とされる経常収支比率については、ピーク時に103.5%であったものが、平成12年度には91.2%となり、平成13年度は、税の落ち込みや人口減による普通交付税の落ち込み、扶助費の歳出増加等で98.5%と悪化したものの、「福祉・教育・環境」などのサービスを低下することなく取り組んでこられた。  さらに、広域幹線道路や生活道路、交流拠点整備等都市基盤整備、文化・体育の振興を初め、市民生活を支える安全・安心の施策の成果があった。  行政の公平・公正の確保のため、各未収金の解決など、税収になお一層の努力をお願いするとともに、市長の強力なリーダーシップのもと、職員全員で、行財政改革を一層推進されることを強く要望し賛成の討論とする」という旨の討論がありました。  討論終結後、採決の結果、挙手多数にて認定することに決しました。  続きまして、議案第60号、平成13年度八幡市福祉住宅整備資金貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第61号、平成13年度八幡市奨学金貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第62号、平成13年度八幡市休日応急診療所特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第63号、平成13年度八幡市駐車場特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第64号、平成13年度八幡市老人医療特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第65号、平成13年度八幡市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、以上の6議案につきましては、討論はなく、採決の結果、いずれも挙手全員にて認定することに決しました。  続きまして、議案第66号、平成13年度八幡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定については、討論はなく、採決の結果、挙手多数にて認定することに決しました。  続きまして、議案第67号、平成13年度八幡市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について及び議案第68号、平成13年度八幡市水道事業会計決算の認定については、討論はなく、採決の結果、いずれも挙手全員にて認定することに決し、午後3時32分に閉会いたしました。  以上が、当委員会における審査の経緯並びに採決の結果であります。  7日間にわたり、委員の皆さんの終始熱心なる質疑と理事者の的確なる答弁により、実りのある審査を行うことができました。  ここに改めて委員の皆さん、並びに牟礼市長を初め理事者の皆さん方の審査へのご協力に対して、厚く御礼を申し上げる次第であります。  以上、平成13年度決算特別委員会の審査結果のご報告とさせていただきます。 ○辻利治 議長  これより委員長報告に対する質疑に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○辻利治 議長  質疑なしと認めます。  これより日程第4、議案第59号の討論に入ります。  まず、反対討論を許します。山本議員。          (山本邦夫議員 登壇) ◆山本邦夫 議員  おはようございます。  日本共産党八幡市議会議員団を代表して、ただいま議題となっております日程第4、議案第59号、平成13年度八幡市一般会計歳入歳出決算の認定に対して、反対の討論を行います。  今、小泉内閣のもとでの大不況、国民いじめの悪政のもとで、地方自治法の掲げる住民の命と暮らし、安全を守る自治体としての責任を果たしているのかが問われています。こうした視点で、平成13年度、2001年度の決算を見ますと、極めて不十分な決算内容であります。  その第1は、老朽化した学校校舎、公共施設の耐震性確保、大規模改造に何ら具体策を示せず、子供たちの安全、住民の災害時の避難場所の安全確保の責任すら果たしていないことであります。  第2には、介護保険の問題です。2001年度は、介護保険導入2年目に当たります。このとき、介護激励金を廃止して、利用料助成をスタートさせましたが、利用実績は551件、107万円にとどまっています。介護者への激励金が2000年度実績で741万円であったことや、市が2001年度当初予算で利用料助成に480万円を計上したことから見ても、極めて低い水準です。保険料減免も22人にすぎず、だれもが安心して介護を受けられる体制にはほど遠いと言わざるを得ません。  第3には、高速道路、自動車専用道路に伴う市内の消防・救急体制の不備も重大です。第二京阪で事故が起き、火災・救急出動した場合、市内の火災に対応できないことも委員会の審査で明らかになりました。市長は、消防署の体制整備を図ると弁明されましたが、道路の開通が目前に迫っているのに、体制整備の目標年次も具体策も示されていません。  第4には、国民健康保険の問題です。4割近い減免世帯、低所得者では20%を超す滞納状況があり、私たちが繰り返し述べてきた、低所得者には高過ぎて払えない保険料という指摘を裏づけています。一方、国保財政は8,500万円の黒字を計上し、国保財政調整基金は2億1,800万円に上っています。今こそ低所得者への配慮の充実や保険料値下げを検討すべきなのに、こうした市民の願いに背を向けています。  以上述べたように、八幡市が暮らし、安全を守る仕事をきちんと果たしていない一方で、市政のむだや不公正に本格的なメスが入っていないことも重大問題です。依然同和事業に4億4,000万円も投入し、部落解放同盟への資金提供、近県では既に解消している同和保育料も継続しています。同和住宅も年度末に駆け込み募集した上、2002年度半ばに同和住宅への追加入居を認めるという、極めて異常な運営をしていることも明らかになりました。同和事業の最終年度と言いながら、実質的に本年度、2002年度へ継続していることも問題です。交流拠点の整備では、これまで土地購入から完成まで、中核施設の整備のために、松花堂で16億8,200万円、流れ橋で7億9,200万円、合わせて24億7,400万円もの資金を投入しました。交流人口や人口増などの起爆剤とうたっておきながら、オープンしてもいまだにその気配さえ感じられないのはなぜなのでしょうか。それどころか、流れ橋交流プラザでは開業直後の客足増を見込んでもなお、上半期での収支がぎりぎりで、年間通しての採算が不安視される厳しい状況であることも鮮明になりました。急がなくてもいい事業に多くの資金を投入してきた財政運営を厳しく総括する必要があるのではないでしょうか。  さらに、第二名神の開通の見通しも立たず、高速道路網を中心としたまちづくり構想の破綻も明らかになっています。菱田前市長も瀬田以西は厳しいと認めておられます。また、政府の特殊法人見直しの議論の中でも、第二名神が採算がとれないとの資料が公表され、高速道路計画全体の大幅な見直しが余儀なくされています。開通する見通しもない高速道路網にいつまでもしがみつき、それがまちづくりの柱であるというのは何とも情けない話ではないでしょうか。  また、八幡市は、環境にやさしいとのスローガンを掲げておられますが、本当に市が総力を挙げた取り組みになっているのかも検証されなければなりません。市が新たに購入したハイブリッドバスの運用や、ごみ収集を行う環境事務所の職務規律の問題、城南衛管の中で八幡だけがおくれていた発泡トレーやスプレー缶収集については、質疑の中で改善を約束されたものの、議会で繰り返し指摘されないと改善されない体質も浮き彫りになりました。  最後に、財政運営の見通しの甘さについても指摘をさせていただきます。市長は、就任直後の2000年6月に、「本市の財政は数年来の行財政改善により、危機的な状況を克服し、新たな事業にも着手できるようになりました」と述べ、さらに2001年3月には、「危機的な状況から抜け出し、交流施設や新消防庁舎の建設に着手できるようになりました」と答弁されています。ところが、今日では、来年度の予算編成にも窮するという事態であります。政府の失政による長期の不況と、交付税削減による悪影響もありますが、これらの要因はにわかに噴き出してきたものではありません。市長が財政見通しの明るさに言及されていた当時から、不況の長期化、また地方交付税削減の動きの基調は変わっていません。現時点で、市長さんの語録を振り返ってみますと、不要不急の施設の建設を合理化するための方便でしかなかったと言わざるを得ません。こうした財政判断の見通しの甘さ、あいまいさに基づいて、不要不急の交流拠点施設の整備などにゴーサインを出したことが、今日の財政状況の困難を増幅し、市民の福祉の向上、安全を守るという自治体の本来の使命、市民の願いにこたえる市政運営の重大な障害となっているのであります。
     以上の点を指摘いたしまして、平成13年度一般会計決算に対する反対討論を終わらせていただきます。 ○辻利治 議長  次に、賛成討論を許します。赤川議員。          (赤川行男議員 登壇) ◆赤川行男 議員  ただいま上程されました、議案第59号、平成13年度八幡市一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成会派を代表して、賛成討論をいたします。  我が国の経済が出口の見えない不況に陥り、長期低迷から脱出ままならぬ大変厳しい状況が続く中、平成12年度には好転しかけた本市の財政は、期待に反し、より一層困難な状況となりました。そのような厳しい社会環境の中で、平成13年度の施政方針では、市民負担を極力抑えながら、引き続き行財政改善を強力に推進するとともに、第3次総合計画に示す都市像の実現に全力を挙げる、そして市民の皆さんに納得いただける市政の推進ができるよう、職員と一丸となって取り組んでいくという、大いなる期待を持ってのスタートでありました。  松花堂交流拠点整備事業は、年度内に完成、4月にオープン、流れ橋交流プラザも完成後に株式会社に移管され、両施設ともに市民の期待にこたえるごとく、順調な滑り出しでありましたが、ただ悪いことに、両施設が同一年度内であったということが、箱ものばかりつくるのではなくこの投資額を教育費に福祉にといった声もちらほら聞こえてまいりますが、これというインパクトもない本市には、八幡らしさの創出にふさわしい拠点であると、大いに期待を持っている次第であります。  美濃山小学校と併設のコミュニティセンターも年度内に完成し、本年4月に開校・オープンいたしました。これも民間事業所からの債務負担行為であり、月々の、毎年の償還はもとより、金利負担は大変でありますが、すばらしい施設環境で教育を受け、地域の中で次代を担える子供が育つ場、市民との協働拠点として大いに活用されんことを願うものです。  東公園事業は、見た目には非常に楽しめるコンセプトである環境にやさしいフリースペースでありますが、運動公園のウオーミングアップ場としての位置づけではいかがなものか。なぜ仕様書決定前に利用者の声に耳をかさなかったのか、今さら申し上げてもいたし方ないことでありますが、本運動公園が市民スポーツの拠点になるよう、さらなる充実を願うものであります。  また、コンセプトの環境にやさしいもう1件は、29人乗りのハイブリッドカーのマイクロバスであります。この件に関しては、決算特別委員会で全委員さんから集中的に質問や要望がありましたが、市民ニーズにこたえられるよう今後さらに研究を進めていただきたいと思っております。  一方、ソフト面では、第3次の行財政検討審議会を発足され、平成14年度に反映されるべく緊急提言を受けられ、また電子自治体化の推進、社会的弱者の目線に立っての施策や、環境基本計画の策定とまさに人にやさしい、環境にやさしいまちづくりの市政運営を実施され、第3次総合計画前半の締めくくりの年度として、後半期につながる施策の推進を着実に実施してこられました。  しかしながら、冒頭に申し上げましたように、財政の状況は今後より一層厳しさを増すことは確実であります。一方自治体を取り巻く環境は、地方分権、構造改革しかり、合併問題しかり、ますます首長の強いリーダーシップが求められてまいりますが、特に現在の本市には、より以上のリーダーシップが必要であります。反対討論の中にもあった指摘では、今年度、平成14年度に実施推進されているものもあります。不退転の決意を持って構造改革を推進すると述べられました牟礼市長に期待申し上げ、賛成会派を代表しての賛成討論といたします。 ○辻利治 議長  ほかにありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○辻利治 議長  これにて討論を終結いたします。  これより日程第4、議案第59号、平成13年度八幡市一般会計歳入歳出決算の認定についての採決をいたします。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立多数(16名対5名) ○辻利治 議長  起立多数であります。よって日程第4、議案第59号は認定することに決しました。  これより日程第5、議案第60号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○辻利治 議長  討論なしと認めます。  これより日程第5、議案第60号、平成13年度八幡市福祉住宅整備資金貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定についての採決をいたします。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(21名) ○辻利治 議長  起立全員であります。よって日程第5、議案第60号は認定することに決しました。  これより日程第6、議案第61号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○辻利治 議長  討論なしと認めます。  これより日程第6、議案第61号、平成13年度八幡市奨学金貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定についての採決をいたします。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(21名) ○辻利治 議長  起立全員であります。よって日程第6、議案第61号は認定することに決しました。  これより日程第7、議案第62号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○辻利治 議長  討論なしと認めます。  これより日程第7、議案第62号、平成13年度八幡市休日応急診療所特別会計歳入歳出決算の認定についての採決をいたします。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(21名) ○辻利治 議長  起立全員であります。よって日程第7、議案第62号は認定することに決しました。  これより日程第8、議案第63号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○辻利治 議長  討論なしと認めます。  これより日程第8、議案第63号、平成13年度八幡市駐車場特別会計歳入歳出決算の認定についての採決をいたします。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(21名) ○辻利治 議長  起立全員であります。よって日程第8、議案第63号は認定することに決しました。  これより日程第9、議案第64号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○辻利治 議長  討論なしと認めます。  これより日程第9、議案第64号、平成13年度八幡市老人医療特別会計歳入歳出決算の認定についての採決をいたします。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(21名) ○辻利治 議長  起立全員であります。よって日程第9、議案第64号は認定することに決しました。  これより日程第10、議案第65号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○辻利治 議長  討論なしと認めます。  これより日程第10、議案第65号、平成13年度八幡市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についての採決をいたします。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(21名) ○辻利治 議長  起立全員であります。よって日程第10、議案第65号は認定することに決しました。  これより日程第11、議案第66号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○辻利治 議長  討論なしと認めます。  これより日程第11、議案第66号、平成13年度八幡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についての採決をいたします。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立多数(16名対5名) ○辻利治 議長  起立多数であります。よって日程第11、議案第66号は認定することに決しました。  これより日程第12、議案第67号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○辻利治 議長  討論なしと認めます。  これより日程第12、議案第67号、平成13年度八幡市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての採決をいたします。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(21名) ○辻利治 議長  起立全員であります。よって日程第12、議案第67号は認定することに決しました。  これより日程第13、議案第68号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○辻利治 議長  討論なしと認めます。  これより日程第13、議案第68号、平成13年度八幡市水道事業会計決算の認定についての採決をいたします。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(21名) ○辻利治 議長  起立全員であります。よって日程第13、議案第68号は認定することに決しました。 △日程第14・日程第15 ○辻利治 議長  日程第14、報告第16号、専決処分事件の報告について(和解及び損害賠償の額の決定)及び日程第15、報告第17号、専決処分事件の報告について(和解及び損害賠償の額の決定)を一括議題といたします。  順次報告を求めます。鴨田教育部長。          (鴨田 隆教育部長 登壇) ◎鴨田隆 教育部長  ただいま上程いただきました日程第14、報告第16号、専決処分事件の報告につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の2ページから3ページにかけまして報告並びにその内容が、4ページに事故発生場所の略図がございますので、ご参照いただきたいと存じます。  本件は、平成14年7月30日、午後1時10分ごろ、京都市伏見区横大路天王前の府道188号線路上におきまして、男山第二中学校教諭福田昌弘の運転する公用車が、右側車線を走行中に車線を変更しようとして、左側車線を走行していた乗用車の右側後方部に接触し、破損させたものでございます。この事故に係る和解と損害賠償の額につきまして、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、専決処分をさせていただいたものでございます。  損害賠償の相手方は、○○○○○○○○○○○○○○○○、○○○○○○○○にお住まいの○○○○○様でございます。○○様には大変ご迷惑をおかけいたしましたことを改めておわび申し上げます。損害賠償の額は44万1,000円で、相手方の車両修理代でございます。  なお、この事故につきまして、教育長より本人に対しまして、厳重に注意をいたしたところでございます。  以上のとおりご報告とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○辻利治 議長  田中消防長。          (田中英夫消防長 登壇) ◎田中英夫 消防長  続きまして、上程をいただきました日程第15、報告第17号、専決処分事件の報告につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の6ページから7ページにかけまして報告並びに内容が、8ページに事故発生場所の略図がございますので、ご参照いただきたいと存じます。  本件は、平成14年10月5日、午前10時ごろ、八幡市八幡小松15番地の20地先の府道八幡城陽線路上において発生した交通事故による負傷者を収容するため、消防署警備課1部救急係高村秀幸の運転する救急車が、負傷者を収容後、方向転換し発進する際、左後部赤色回転灯が店舗の軒先テントに接触し破損させるという事故を起こしたものでございます。  この事故に係る和解と損害賠償の額の決定につきまして、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、専決処分をさせていただいたものでございます。  損害賠償の相手方は、○○○○○○○○○○○○○○にお住まいの○○○○○様でございます。大変ご迷惑をおかけいたしましたことをおわび申し上げます。損害賠償の額はテントの修理代金、18万5,535円でございます。  事故を起こしました本人には文書で厳重注意をいたしました。今後安全運転に十分注意してまいります。  以上のとおりでございます。よろしくお願い申し上げます。 ○辻利治 議長  これより日程第14、報告第16号及び日程第15、報告第17号の質疑に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○辻利治 議長  質疑なしと認めます。以上で報告第16号及び報告第17号を終結いたします。 △日程第16 ○辻利治 議長  日程第16、報告第18号、専決処分事件の報告について(和解及び損害賠償の額の決定)を議題といたします。  報告を求めます。佐野都市整備部長。          (佐野竹生都市整備部長 登壇) ◎佐野竹生 都市整備部長  ただいま上程いただきました日程第16、報告第18号、専決処分事件の報告につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の9ページから11ページにかけまして報告並びに内容が、12ページに事故発生場所の略図がございますので、ご参照をいただきたいと存じます。  本件は、平成14年9月27日、午後1時20分ごろ、本市欽明台北1番地、和光デンキ八幡店東側の市道欽明台北2号線歩道の車両乗り入れ部におきまして、同店倉庫に荷物を搬入しようとした貨物トラックが、植樹ますに設置をしております鋳鉄製の樹木保護ぶたをはね上げ、その燃料タンクが破損するという事故が発生したものでございます。
     相手方と損害賠償について話し合いました結果、損害賠償額が決定いたしましたので、速やかに損害賠償をする必要があり、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、専決処分させていただいたものでございます。  損害賠償の相手方は、○○○○○○○○○○○○○○○○○、○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○、○○○○様でございます。大変ご迷惑をおかけいたましたことを改めておわびを申し上げます。損害賠償の額は7万5,821円で、その内訳は燃料タンクの修理代でございます。  今後同様な事故が発生しないよう、日常の維持管理や道路パトロールなどの強化に一層努めてまいります。  以上のとおりでございます。どうぞよろしくご審議をいただき、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○辻利治 議長  これより日程第16、報告第18号の質疑に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○辻利治 議長  質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております日程第16、報告第18号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。  これに異議ありませんか。          (「異議なし」と言う者あり) ○辻利治 議長  異議なしと認めます。よって日程第16、報告第18号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより日程第16、報告第18号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○辻利治 議長  討論なしと認めます。  これより日程第16、報告第18号、専決処分事件の報告について(和解及び損害賠償の額の決定)の採決をいたします。  本件を承認することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(21名) ○辻利治 議長  起立全員であります。よって日程第16、報告第18号は承認されました。  暫時休憩いたします。                  午前10時59分 休憩                  ───────────                  午前11時11分 開議 ○辻利治 議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。 △日程第17〜日程第25 ○辻利治 議長  日程第17、議案第73号、八幡市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案から日程第25、議案第81号、八幡市国民健康保険税条例の一部を改正する条例案までを一括議題といたします。  順次提案理由の説明を求めます。吉田理事。          (吉田高芳理事 登壇) ◎吉田高芳 理事  ただいま上程いただきました日程第17、議案第73号、八幡市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案につきまして、その提案理由のご説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の14ページ、15ページに改正条例本文が、16ページに説明書がございますので、ごらんいただきたいと存じます。  国家公務員の給与の改定に準じまして、八幡市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例を改正する必要がございますので、本条例案を提案申し上げる次第でございます。  その内容につきましては2点ございまして、その1点目は12月分及び3月分の期末手当の支給率の改定でございます。12月分の期末手当の支給率を現行の100分の155から100分の180に改め、3月分の期末手当の支給率を現行の100分の55から100分の25に改めることにいたしております。  なお、以上の改正案は、平成14年12月支給分の期末手当から適用することにいたしておりますが、平成14年12月分の期末手当につきましては、改正前の支給率で12月10日に支給することとなりますので、改正後の支給率で算出した支給すべき額との差額につきましては、平成15年3月に支給いたします期末手当にその差額分を加算することにいたしております。  2点目は、平成15年度以降の期末手当の支給率の改定等でございます。平成15年度以降の期末手当につきましては、6月分の支給率を現行の100分の145から100分の170に改めますとともに、3月支給分の期末手当を廃止することにいたしております。この3月分の期末手当の廃止に伴いまして、基準日以前の在職期間の区分に応じて、期末手当の支給割合を定めております在職期間表を改めることにいたしております。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議賜りまして、ご可決いただきますようお願いを申し上げます。  続きまして、日程第18、議案第74号、八幡市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案につきまして、その提案理由のご説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の18ページに改正条例本文が、19ページに説明書がございますので、ごらんいただきたいと存じます。  国家公務員の給与の改定に準じまして、八幡市特別職の職員の給与に関する条例を改正する必要がありますので、本条例案を提案するものでございます。  その内容につきましては2点ございまして、その1点目は12月分及び3月分の期末手当の支給率の改定でございます。12月分の期末手当の支給率を現行の100分の210から100分の240に改め、3月分の期末手当の支給率を現行の100分の55から100分の20に改めることにいたしております。  なお、市長等の特別職の期末手当の支給方法は、一般職の職員の例によることとなっておりまして、これらの改正案は、平成14年12月支給分の期末手当から適用することにいたしておりますが、平成14年12月分の期末手当につきましては、改正前の支給率で12月10日に支給することとなりますので、改正後の支給率で算出した支給すべき額との差額につきましては、平成15年3月に支給いたします期末手当にその差額分を加算することにいたしております。  2点目は、平成15年度以降の期末手当の支給率の改定等でございます。平成15年度以降の期末手当につきましては、6月分の支給率を現行の100分の205から100分の225に改めますとともに、3月支給分の期末手当を廃止することにいたしております。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議賜りまして、ご可決いただきますようお願い申し上げます。  続きまして、日程第19、議案第75号、八幡市教育委員会教育長の給与並びに勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例案につきまして、その提案理由のご説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の21ページに改正条例本文が、22ページに説明書がございますので、ごらんいただきたいと存じます。  国家公務員の給与の改定に準じまして、八幡市教育委員会教育長の給与並びに勤務時間等に関する条例を改正する必要がありますので、本条例案を提案するものでございます。  その内容につきましては2点ございまして、その1点目は12月分と3月分の期末手当の支給率の改定でございます。12月分の期末手当の支給率を現行の100分の210から100分の240に改め、3月分の期末手当の支給率を現行の100分の55から100分の20に改めることにいたしております。  なお、教育長の期末手当の支給方法は、一般職の職員の例によることとなっておりまして、これらの改正案は、平成14年12月支給分の期末手当から適用することにいたしておりますが、平成14年12月分の期末手当につきましては、改正前の支給率で12月10日に支給することとなりますので、改正後の支給率で算出した支給すべき額との差額につきましては、平成15年3月に支給いたします期末手当にその差額分を加算することにいたしております。  2点目は、平成15年度以降の期末手当の支給率の改定等でございます。平成15年度以降の期末手当につきましては、6月分の支給率を現行の100分の205から100分の225に改めますとともに、3月支給分の期末手当を廃止することにいたしております。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議賜りまして、ご可決いただきますようお願い申し上げます。  続きまして、日程第20、議案第76号、八幡市職員の給与に関する条例及び八幡市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例案につきまして、その提案理由のご説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の24ページから30ページにかけまして改正条例本文が、31ページから33ページに説明書がございますので、ごらんいただきたいと存じます。  国家公務員の給与の改定に準じまして、八幡市職員の給与に関する条例及び八幡市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例を改正する必要がありますので、本条例案を提案するものでございます。  その内容につきましては6点ございます。  1点目は、扶養手当の額の改定でございます。配偶者に係ります扶養手当の月額を、現行の1万6,300円から1万4,300円に改め、配偶者以外の子等の扶養親族のうち3人目からの扶養手当の月額を、1人につき現行の3,400円から5,400円に改めることにいたしております。  2点目は、12月分及び3月分の期末手当の支給率の改定でございます。12月分の期末手当の支給率を、一般職の職員については現行の100分の155から100分の185に、課長以上の管理職員については100分の135から100分の165に改めることにいたしております。また、3月分の期末手当の支給率を現行の100分の55から100分の20に改めることにいたしております。  なお、平成14年12月分の期末手当につきましては、改正前の支給率で12月10日に支給することとなりますので、改正後の支給率で算出した支給すべき額との差額につきましては、平成15年3月に支給いたします期末手当にその差額分を加算することにいたしております。  今年度の人事院勧告は、給与勧告制度創設以来、初めて給料表の給料月額を引き下げるという内容でございました。また、官民給与の均衡を図る上で、平成14年4月から支給した給与について調整をする措置が講じられたところでございます。本市におきましても、同様の措置を講ずるため、現行条例に基づいて平成14年4月1日から平成14年12月31日までの間に現に支給される給与の額と改正後の条例の規定により算定した場合の当該期間に係る給与額との差額につきましては、平成15年3月に支給いたします期末手当からその差額分を控除することにいたしております。  3点目は、特例一時金の廃止でございます。この特例一時金につきましては、昨年度の人事院勧告におきまして、民間における賃金との権衡を考慮し、特例措置として設けられた手当でございます。本市におきましても、昨年度特例一時金として平成14年3月1日に在職する職員に対し、月額313円、年額では3,756円を支給いたしましたが、この特例一時金を廃止することにいたしております。  4点目は、給料表の改定でございます。25ページから26ページにございます別表第1の給料表のとおり、給料月額を改めることにいたしております。この改定によりまして、給料は平均で7,701円の引き下げとなり、職員の平均給料月額は38万5,880円から37万8,179円になります。なお、職員の平均年齢は45歳4月でございます。  5点目は、平成15年度以降の期末手当の支給率の改定等でございます。平成15年度以降の期末手当につきましては、6月分の支給率を、一般職の職員については現行の100分の145から100分の155に、課長級以上の管理職員については100分の125から100分の135に改め、12月分の支給率を、一般職の職員については現行の100分の185から100分の170に、課長級以上の管理職員については100分の165から100分の150に改めますとともに、3月支給分の期末手当を廃止することにいたしております。この3月分の期末手当の廃止に伴いまして、基準日前の在職期間の区分に応じて、期末手当の支給割合を定めております在職期間表を改めることにいたしております。  6点目は、平成15年度以降の勤勉手当の支給率の改定でございます。平成15年度以降の勤勉手当の支給率につきましては、一般職の職員の場合6月分100分の60と12月分100分の55を、6月分及び12月のいずれも100分の70に改め、課長級以上の管理職員については6月分100分の80と12月分100分の75を、6月分及び12月分のいずれも100分の90に改めることにいたしております。  以上の措置によりまして、本市職員の給与改定率は、給料でマイナス1.7%、その他諸手当でマイナス0.35%、合計マイナス2.08%になります。  この条例中第1条及び第3条の規定につきましては、平成15年1月1日からの施行とし、そのうち期末手当の改正規定については平成14年12月支給分の期末手当から支給することにいたしております。また、第2条及び第4条の規定につきましては、平成15年4月1日からの施行といたしております。  なお、本条例案に係ります人件費の補正予算案につきましては、今定例会中にご提案をさせていただくことにいたしておりますので、よろしくお願いを申し上げます。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議賜りまして、ご可決いただきますようお願い申し上げます。  続きまして、日程第21、議案第77号、八幡市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例案につきまして、その提案理由のご説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の35ページに改正条例本文が、36ページに説明書がございますので、ごらんいただきたいと存じます。  国家公務員の給与の改定に準じまして、本市職員の育児休業等に関する条例を改正する必要がありますので、本条例案を提案するものでございます。  その内容につきましては、さきにご提案申し上げました日程第20、議案第76号の八幡市職員の給与に関する条例及び八幡市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例案におきまして、平成15年度以降の期末手当の3月支給分を廃止いたしますことに伴いまして、15年度以降の期末手当の6月支給分の算定基礎となります在職期間が、基準日前3月以内から6月以内に変更となりますので、育児休業をしている職員の当該期間に係ります規定を改めようとするものでございます。  なお、この条例は平成15年4月1日から施行することにいたしております。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議賜りまして、ご可決いただきますようお願いを申し上げます。 ○辻利治 議長  牟礼市長。          (牟礼勝弥市長 登壇) ◎牟礼勝弥 市長  ただいま上程をいただきました日程第22、議案第78号、八幡市長等の給与の額の特例等に関する条例の一部を改正する条例案につきまして、その提案理由のご説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の38ページに改正条例本文が、39ページに説明書がございますので、ごらんをいただきたいと存じます。  本市の財政状況にかんがみまして、既に10月から実施をしております市長等の給与の額の特例のうち市長等の特別職及び教育長に係ります減額率をさらに拡大するとともに、一般職の職員で管理職以外の者についても新たな特例を設けるため、本条例案を提案するものでございます。  その内容につきましては、平成15年1月から1年間、市長、助役、収入役、水道事業管理者及び教育長に係ります給与の減額率を、現行の100分の12から、市長にあっては100分の20に、助役、収入役、水道事業管理者及び教育長にあっては100分の15にそれぞれ変更いたすものでございます。また、緊急財政健全化計画に基づく職員の給与カットにつきましては、課長級以上の管理職員は既に10月から給料の5%を減じておりますが、未実施となっておりました一般職の職員につきましては、この間職員労働組合と鋭意交渉を重ねてまいりました。過日、給料カットについて合意に達しましたので、新たに平成15年1月から1年間、給与月額の100の3を減じて支給しようとするものでございます。  なお、本条例案に係ります人件費の補正予算案につきましては、本定例会中に提案をさせていただくことにいたしております。  以上のとおりでございます。よろしくご審議賜りまして、ご可決を賜りますようお願いを申し上げます。 ○辻利治 議長  吉田理事。          (吉田高芳理事 登壇) ◎吉田高芳 理事  ただいま上程をいただきました日程第23、議案第79号、八幡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案につきまして、その提案理由のご説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の41ページに改正条例本文が、42ページに説明書がございますので、ごらんいただきたいと存じます。  常勤職員が非常勤の特別職を兼ねる場合の報酬の重複を調整するため、八幡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例を改正する必要がございますので、本条例案を提案するものでございます。  その内容につきましては、市長、助役等の常勤の特別職の職員が、本市の非常勤の特別職であります各種審議会や委員会の委員の職を兼ねる場合及び常勤の一般職の職員がその職をもって本市の非常勤の特別職の職に充てられた場合は、当該非常勤の特別職に対して支給することとなります報酬を支給しないこととするものでございます。  なお、本条例は、平成15年1月1日から施行し、同日以後の支給に係る分から適用することにいたしております。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議をいただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○辻利治 議長  井上総務部長。          (井上征治総務部長 登壇) ◎井上征治 総務部長  ただいま上程をいただきました日程第24、議案第80号、八幡市税条例の一部を改正する条例案につきまして、その提案理由のご説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の44ページに改正条例本文が、45ページに説明書がございますので、ごらんいただきたいと存じます。  地方税法の改正に伴いまして、八幡市税条例を改正する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。  改正の内容は2点ございまして、1点目は固定資産税の徴収方法の規定中で引用をしております地方税法の条文が移動したため、これを改めるものでございます。2点目は、固定資産税に係る情報開示の推進に向けての、固定資産課税台帳の閲覧及び記載事項の証明書の交付制度が創設されたことに伴いまして、固定資産課税台帳の閲覧手数料及び証明書の交付手数料につきまして定めたものでございます。ただし、縦覧帳簿の縦覧期間において納税義務者の閲覧に供する場合にあっては、手数料を徴収しないことといたしております。  なお、1点目は平成15年1月1日から、また2点目は平成15年4月1日から施行することといたしております。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議をいただきまして、ご可決賜りますようお願いを申し上げます。  続きまして、日程第25、議案第81号、八幡市国民健康保険税条例の一部を改正する条例案につきまして、その提案理由のご説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の47ページから49ページに改正条例本文が、50ページに説明書がございますので、ごらんいただきたいと存じます。  地方税法の改正に伴いまして、八幡市国民健康保険税条例を改正する必要がございますので、本条例を提案するものであります。  改正の内容は3点ございまして、まず1点目は、保険税の所得割額の算定方法の見直しでございます。その内容は、給与所得特別控除廃止、青色事業専従者給与及び事業専従者控除の適用、公的年金等の特別控除を廃止、長期譲渡所得等の特別控除を適用するものでございます。ただし、国保税の軽減判定所得につきましては、従前のとおりの扱いとなります。  2点目は、譲渡所得の申告方法が、申告分離課税の一本化に伴いまして、国保税の申告義務が免除される者の範囲の見直しでございます。  3点目は、上場株式の譲渡損失の繰越控除規定の創設で、上場株式の譲渡損失のうち、その年に控除をし切れない金額を、翌年以降3年間にわたって、株式等に係る譲渡所得金額から控除をできることになったものでございます。
     なお、1点目は平成15年度課税分から適用、また2点目及び3点目は平成16年度課税分から適用になります。  本条例は、平成15年1月1日から施行することといたしております。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議をいただきまして、ご可決賜りますようお願いを申し上げます。 ○辻利治 議長  これより日程第17、議案第73号から日程第25、議案第81号までの質疑に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○辻利治 議長  質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております日程第17、議案第73号から日程第25、議案第81号までについては、所管の総務常任委員会に付託いたします。 △日程第26 ○辻利治 議長  日程第26、議案第82号、八幡市奨学金貸付条例の一部を改正する条例案を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。鴨田教育部長。          (鴨田 隆教育部長 登壇) ◎鴨田隆 教育部長  ただいま上程いただきました日程第26、議案第82号、八幡市奨学金貸付条例の一部を改正する条例案につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の52ページに改正条例の本文が、53ページに説明書がございますので、ご参照いただきたいと存じます。  京都府高等学校等修学資金貸与制度が創設されたことに伴い、本市の奨学金貸付制度を整理するため、八幡市奨学金貸付条例を改正する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。  その内容は、貸し付け対象者を大学入学者に限ろうとするものです。ただし、既に貸し付け決定を受けている者については、経過措置を設け、従前のとおり取り扱うことにいたしております。  また、そのほか改正内容に合わせて規定の整備を行うことにしております。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議をいただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○辻利治 議長  これより日程第26、議案第82号の質疑に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○辻利治 議長  質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております日程第26、議案第82号については、所管の文教厚生常任委員会に付託いたします。 △日程第27 ○辻利治 議長  日程第27、議案第83号、八幡市営駐車場条例の一部を改正する条例案を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。宮崎環境経済部長。          (宮崎 進環境経済部長 登壇) ◎宮崎進 環境経済部長  ただいま上程をいただきました日程第27、議案第83号、八幡市営駐車場条例の一部を改正する条例案につきまして、その提案理由のご説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の55ページに改正条例本文が、56ページに説明書がございますので、ごらんいただきたいと存じます。  市営駐車場の料金システムの一部を改正するために、八幡市営駐車場条例を改正する必要がございますので、本条例案をご提案申し上げるものでございます。  その内容につきましては、普通自動車の正月特別料金として、12月31日午後9時から1月3日午後12時までに入場したものについて、24時間までごとに一律1,500円の料金を徴収しておりますが、交通渋滞の緩和を図るために、これを1月5日午後12時までに延長しようとするものでございます。1月3日までは、京阪八幡市駅前の交通規制によりまして、市道科手土井線の京阪八幡市駅前踏切から北行きの車両が通行制限をされますが、1月4日からは北行きの通行制限が解除され、南北両方から市営駐車場への入場待機車が増加することと、1月4日及び5日は短時間利用車より長時間利用車が多いことなどから、交通渋滞の要因となっております。これらの状況を緩和するために、1月5日午後12時まで期日を延長しようとするものでございます。  施行につきましては、交付の日からといたしております。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議を賜りまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○辻利治 議長  これより日程第27、議案第83号の質疑に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○辻利治 議長  質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております日程第27、議案第83号については、所管の環境経済常任委員会に付託いたします。  午後1時まで休憩いたします。                  午前11時43分 休憩                  ───────────                  午後 1 時00分 開議 ○辻利治 議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。 △日程第28〜日程第30 ○辻利治 議長  日程第28、議案第84号、平成14年度八幡市一般会計補正予算(第4号)案から日程第30、議案第86号、平成14年度八幡市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)案までを一括議題といたします。  順次提案理由の説明を求めます。松本助役。          (松本伍男助役 登壇) ◎松本伍男 助役  ただいま上程をいただきました日程第28、議案第84号、平成14年度八幡市一般会計補正予算(第4号)案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、お手元にお届けをいたしております「平成14年第4回定例会 一般会計特別会計補正予算書」をごらんいただきたいと存じます。  まず、1ページをお開きいただきたいと存じます。  一般会計の補正額は、本文第1条にお示しいたしておりますとおり、7,539万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ219億8,178万4,000円とするものでございます。議決をお願い申し上げます歳入歳出の款・項の補正額につきましては、2ページから3ページに掲げております第1表、歳入歳出予算補正にお示しいたしておりますとおりでございます。  それでは、補正予算の内容につきまして、ご説明申し上げたいと存じますので、別冊の予算内容一覧表の1ページをお開きいただきたいと存じます。  初めに、款2総務費の広域行政推進費では、宇城久・綴喜地域合併・将来構想策定協議会の設置に伴う本市の負担金159万3,000円と、協議会作成市民パンフレットの配布経費20万7,000円、合計180万円を計上しております。  次に、款3民生費の重度心身障害老人健康管理事業給付費では、受診件数の増加に伴う経費1,000万円と、老人保健法改正による一部負担金の限度額変更に伴う経費500万円、合計1,500万円を計上しております。財源には府補助金制度分に係る補助金520万円を充当しております。  老人福祉一般総務費では、介護認定の訪問調査項目の変更及び介護報酬の見直し等に係るシステム変更経費1,000万円を計上しております。財源には、国庫補助金300万円を充当しております。  障害者対策費では、平成15年4月からスタートします支援費制度を円滑に施行するための啓発パンフレット及び受給者証の購入等に係る準備経費81万円と、手すりやスロープなど設置申し込み者数の増加により住宅改造の助成費増額90万円、合計171万円を計上しております。財源には国庫補助金40万5,000円を充当しております。  児童手当支給事業費では、支給対象児童の増加に伴い、児童手当支給費1,100万円を計上しております。財源には、国庫負担金805万7,000円と府負担金147万2,000円を充当しております。  児童扶養手当支給事業費では、支給対象者の増加に伴い、児童扶養手当支給費300万円を計上しております。財源には、国庫負担金225万円を充当しております。  次に、款4衛生費の老人保健対策費では、基本健康診査に係る受診者数の増加に伴い、健康診査費1,300万円を計上しております。財源には国庫負担金290万6,000円と府補助金390万6,000円を充当しております。  国民健康保険特別会計診療所勘定繰出金では、受診者数の減少により診療収入が減少となりますので、管理運営費の不足分900万円を一般会計から繰り出すものでございます。  次に、款6農林水産業費の農業振興対策費では、野菜価格安定対策事業の対象となっております九条ネギとホウレンソウの販売価格安定を図るため、京のふるさと産品価格流通安定協会への負担金58万円を計上しております。  次に、款10教育費の中学校教育振興費では、平成15年度公立・私立高校の入学予定者で経済的な理由により就学が困難な学生を対象に支給する、入学支度金300万円を計上しております。  一般保護費では、市文化財保護条例に基づき、国及び府指定の文化財の保存、管理及び修理に要する経費の一部を助成するため、430万円を計上しております。なお、国及び府の補助金は直接各所有者に助成されることになっております。  国庫補助市内遺跡調査事業費では、今後の開発計画に対応するため、ヒル塚古墳の範囲確認のための調査費等300万円を計上しております。財源には国庫補助金150万円と府補助金75万円を充当しております。  以上が補正予算の内容でございます。予算書にお戻りいただきまして、歳入歳出補正予算事項別明細につきましては、予算書の4ページから8ページまでにそれぞれ掲げております。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議賜りまして、ご可決いただきますようお願い申し上げます。  引き続きまして、日程第29、議案第85号、平成14年度八幡市奨学金貸付事業特別会計補正予算(第1号)案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  予算書の9ページをお開きいただきたいと存じます。  補正をさせていただきます額は、本文第1条にお示しいたしておりますとおり、280万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,350万1,000円とするものでございます。議決をお願い申し上げます歳入歳出の款・項の補正額につきましては、10ページに掲げております第1表、歳入歳出予算補正にお示しいたしておりますとおりでございます。  それでは、補正予算の内容につきましてご説明を申し上げたいと存じますので、11ページの歳入歳出補正予算事項別明細書をお開きいただきたいと存じます。  まず、歳入でございますが、款2繰越金280万1,000円は、平成13年度決算に基づく繰越金の残額分を計上しております。  次に、歳出でございますが、款1経営費の奨学金貸付金690万円は、平成15年度大学入学予定者で、経済的な理由により就学が困難な学生を対象に、入学金の一部を無利子で貸し付けを行い、支援しようとするものでございます。  款2繰出金の一般会計繰出金409万9,000円の減額は、事業収入を大学入学金の貸付金に財源を振りかえ、充当するため、一般会計繰出金を減額しております。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議賜りまして、ご可決いただきますようお願いを申し上げます。  引き続きまして、日程第30、議案第86号、平成14年度八幡市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  予算書の12ページをお開きいただきたいと存じます。  今回の補正につきましては、本文第1条にお示しいたしておりますとおり、診療所勘定におきまして、歳入予算の補正を行うものでございます。議決をお願い申し上げます歳入の款・項の補正額につきましては、13ページに掲げております第1表、歳入予算補正(診療所勘定)にお示しいたしておりますとおりでございます。  それでは、補正予算の内容につきましてご説明を申し上げたいと存じますので、14ページの歳入補正予算事項別明細書をお開きいただきたいと存じます。  歳入の款1診療収入の補正額、967万5,000円の減額は、診療者数の減少等によるものでございます。  款3繰入金の一般会計繰入金900万円の増額は、診療収入の減収により国民健康保険診療所の運営経費に歳入不足が生じますので、不足額を一般会計から補てんを行い、補正後1,350万円とするものでございます。  款4繰越金の67万5,000円は、平成13年度決算に基づく繰越金の残額分を計上しております。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願いを申し上げます。 ○辻利治 議長  以上で提案理由の説明を終結いたします。  なお、日程第28、議案第84号から日程第30、議案第86号までについては、12月20日の本会議において、ご審議をいただく予定になっておりますので、ご了承願います。 △日程第31 ○辻利治 議長  日程第31、議案第87号、八幡市道路線の変更についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。佐野都市整備部長。          (佐野竹生都市整備部長 登壇) ◎佐野竹生 都市整備部長  ただいま上程いただきました日程第31、議案第87号、八幡市道路線の変更につきまして、その提案理由をご説明申し上げます。  議案書の60ページに議案本文が、61ページに変更路線が、また62ページから63ページに道路の位置図を添付させていただいておりますので、ご参照を賜りたいと存じます。  道路法第10条第3項の規定により、八幡市道路線を変更することにつきまして、議会の議決をお願いするものでございます。  変更路線は、整理番号1及び2の路線でございます。整理番号1は橋本南山線で、男山団地から国道1号に接続するもので、約610メートル延長し、約3,544メートルに変更するものでございます。整理番号2は八幡田辺線で、上津屋工業団地から府道内里城陽線に接続するもので、約390メートル延長し、約1,064メートルに変更するものでございます。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議をいただき、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○辻利治 議長  これより日程第31、議案第87号の質疑に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○辻利治 議長  質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております日程第31、議案第87号については、所管の都市整備常任委員会に付託いたします。  お諮りいたします。議事の都合により、明5日は休会いたしたいと思います。これに異議ありませんか。          (「異議なし」と言う者あり) ○辻利治 議長  異議なしと認めます。よって、明5日は休会することに決しました。  以上で本日の日程はすべて終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。  次回は12月6日午前10時から会議を開きますので、ご参集願います。
     なお、会議通知につきましては省略をさせていただきますので、ご了承願います。                  午後 1 時16分 散会                  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                       八幡市議会議長    辻   利 治                       会議録署名議員    日名子 大 介                       会議録署名議員    田 村 卓 也...